2007年10月15日月曜日

剛武舘とは

 『剛武舘』は日本空手の四大流派、松濤館流、和道流、糸東流と共に数えられる“剛柔流”の総本部道場です。現剛柔流五代目宗家である千葉拳二郎が初代舘長となり昭和37年10月に宮城県仙台市に設立されました。

 当時は「伊達剛武舘」という名称で、ものの3~4ヶ月程度で80名程の門下生を擁するに至りました。当時の仙台市には他流派の道場もありましたが、剛武舘が古武道のヌンチャクや棒術などの武器の指導もおこなっていたこと、さらに技術の深さと懇切丁寧な組手の指導が評判を呼び、他流からの転向も多く見られました。千葉自ら語る「人に好かれるも技の内」の賜物か、剛柔流のみならず他流派からも多くの要人達が尽力し、現在の剛武舘の基盤が形作られたのです。

 昭和50年の仙台市大町への本部移転に伴い、時代の変化・ニーズに対応しうる運営体制作りが成されました。武道家として青少年の健全な育成を重要視していた千葉は、これからの社会を担ってゆく少年・少女を一人の脱落者も出さず、文武に優れ、礼儀正しい人材に育成する為の環境作りが必要であると考え、十数年に渡り共に稽古を続けた河北新報社・社主会長で剛武舘名誉舘長の一力一夫氏の提唱・後援を受け、旧態の寺子屋型の道場運営を脱し「学院システム」を採用、法人化し現在の『剛武舘』としました。

 『日本空手武道専門学院(法) 剛武舘』は、教育の場において最も求められている礼儀や道徳、人としての根本部分を教えることのできる存在です。また、年齢を問わず自己研鑽の場として最適であることは言うまでもありません。設立から45年を経過したこの現代社会でこそ、剛武舘の教育活動の真価を見出すことができます。 剛武舘では、子供から高齢者まで、共に空手と言う伝統を学び、守り、そして次世代へと受け継ぐ仲間を募集しています。ご不明な点、不安な事などありましたら、どうかお気軽にお問い合わせください。


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