門下生が稽古前に唱和する「空手道十訓」には、技術だけでなく日常生活においても守るべき大切な教えが含まれています。しっかり暗記して実践してください。また十訓の始めはすべて「一(ひとつ)」と言います。どの教えも等しく大切で、同列に扱うべきものだからです。
道場だけでなく、日常生活の上でもしっかりとした礼儀作法が大切です。
空手を学ぶ時にはまず体を作り、心を正し、その上で高度な技術を学びます。
型は正しく覚え、勝手に変えたりしないようにします。
型を覚えたらそこに含まれる技を教わり、組手試合に活かしましょう。
技術だけでなく、心の修行がとても重要です。
一生懸命練習しなければ実際に技を使えるようにはなりません。
人と意見が食い違った時でも、決して争ったりしてはいけません。
一緒に稽古している師範や同門の弟子は家族のようなものです。
空手の技は、決して私利私欲の為に使ってはいけません。
門下生であることの誇りを持ち、剛武館の不名誉になることは慎みましょう。
2007年10月19日金曜日
空手道十訓